テレワークの対象となる業務を選定するには、業務全体の「棚卸し」を行い、テレワークで実施しやすい業務と実施しにくい業務を整理しましょう。業務の「棚卸し」は、例えば、次のような観点で行うことが考えられます。
①業務にかかる時間 : その業務にどれくらいの時間がかかるか。
②使用する書類 : 使用する書類はあるか。書類は紙媒体か、電子化されたファイルか。
③使用するシステムやツール : アプリケーションやソフトウェアなど、必要なシステムやツールはあるか。
④セキュリティ、情報漏洩リスク : 業務上で取扱う顧客情報や個人情報があるか。
⑤関係者とのコミュニケーション : 業務は何人で行うか。関係者とのやりとりの頻度はどのくらいか。